2019年11月にiPad版Photoshopがリリースされました。
以前からMacでPhotoshopは使用していますが、専門的に使いこないしているわけではなく簡単な作業を行う程度です。
日常的にMac版のPhotoshopを使用していて、慣れもありますが、正直なところiPadでPhotoshopを実用的に使えるのだろうか??と思っています。
iPad版は機能面もまだセーブされていますし、作業効率が全然違うと思ってしまいます。
だけど、これからiPadだけで出来ることが増えるのは楽しみです。
今は多くの機能は制限がありますが今後アップデートされていくということですので、iPadのPhotoshopで何がどこまで出来るのか気になるところです。
iPad版のPhotoshopを使用するには
iPad版のPhotoshopに対応しているのは、iPadOSに対応しているiPadが必要です。
現在(2019.12時点)のモデルでいえば以下の通り。
・iPad Pro 12.9 インチ/iPad Pro 11 インチ/iPad Pro 10.5 インチ/iPad Pro 9.7 インチ
・iPad(第 5 世代~)
・iPad mini(第 5 世代)/iPad mini 4
・iPad Air(第 3 世代)/iPad Air 2
Photoshopは無料ではありません。
ですが、初めての方は7日間無料体験出来ます。
また個人と法人で料金も違います。(下は個人プラン)
- フォトプラン 月980円
- Photoshop単体 月2480円
- コンプリートプラン 月5680円
プランによって使えるアプリやサービスの内容が異なりますが、iPad版Photoshopのインストールはこちらからインストール出来ます。
iPad版のPhotoshopで何が出来るか
iPadでPhotoshopが使えるということなので、PC版とiPad版のPhotoshop互換性が気になります。
以前からAdobeでは「Creative Cloud Files」というクラウドストレージがありましたが、これとは別に「クラウドドキュメント」という機能が出来ています。
まずは、クラウドドキュメントという機能を用いない場合の、Macで作成したファイルをiPadで開く方法です。(機能調べる前に書きましたが、もう少し下に書いてあるクラウドドキュメントが簡単です!)
iPadのファイル、Creative CloudからPhotoshopファイルを開く方法
PhotoshopファイルをiCloudに保存しておけば、iPadからPhotoshopを開くとき画面左下にある「読み込み/開く」、「ファイル」から開けます。
Adobeの、Creative Cloud Filesを利用する場合は下の画像ように、「ブラウズ」で表示を切り替え、「<場所」で保管場所の選択が出来ます。
一覧に表示されていない場合は、赤枠の部分で表示非表示が設定できます。
Adobeの、Creative Cloud Filesを利用する場合は以下のアプリをダウンロードで使えます。
Macで作成したPhotoshopデータを「ファイル」もしくは、「CreativeCloudFiles」から開き、iPadで確認することができました。操作性は異なりますが同じように表示されています。
Photoshopの「クラウドドキュメント」で簡単データ共有
さて、次はiPadで編集、作成したファイルをMacで開いてみましょう。
先程の「ファイル」から読み込み、編集したファイルを保存してみましたが、iPad版のPhotoshopで見てみると「クラウドドキュメント」という項目の中に保存してあります。
当初イマイチ機能がわかっておらず、Macだとどこから確認するんだろう思いつつ。。
公式サイトにも『クラウドドキュメントを使用してMac、Windows、iPad間でシームレスに作業ができます』と書いてあるのに。
ブラウザからAdobeにログインすると「クラウドドキュメント」内にファイルを確認出来ましたが、いちいちブラウザからダウンロードは面倒臭いでしょと。
結果、調べてみるとMacで「クラウドドキュメント」を使用するには、わたくしのPhotoshopの更新が必要でした!MacでAdobeがログアウト状態になっており更新しておらず。。汗
Photoshopを最新版に更新すると、クラウドドキュメントとしてファイルの同期が簡単になりました。初めからこっちで良かったですね。
方法は簡単で、MacでPhotoshopからファイルを開く時に、ローカル保存か、クラウド保存か選択出来るようになっているようです。
「ファイル」から「開く」で表示される画面で
赤枠の「クラウドドキュメントを開く」を選択すると、下のような画面に切り替わりました。
先程iPadで保存したデータが、Macでも表示確認できました。
Photoshopでもちゃんとデータを開きました。
細かな操作はまだ見れていませんが、とりあえずこれでiPadから保存したPhotoshopファイルもMacで開くことが出来ました。細かい操作などはまた試していませんが、機能も抑えられているので少しずつ見ていきたいと思います。
iPadだからこその、Photoshopの機能
iPad版で作業が難しい場合は、今まで通りPC版のPhotoshopdで対応できますが、iPadならではの機能はなにがあるでしょうか。
- iPadなので、Photoshop×ApplePencilが使える。これはもうPencil持ちにはいいですよね!しかも、スケッチ&ペイントアプリのFrescoにも対応しているので便利です!(Fresco単体は6ヶ月無料でその後、月1000円。Photoshop単体プランやコンプリートプランにも含まれます)
- 前項で記述した「クラウドドキュメント」でどこでも作業出来る。クラウドドキュメントは、デスクトップ、ラップトップ、iPad(Photoshop、Frasco)全てでアクセス可能。どの端末からでも同じファイルで作業ができ、自動でクラウド保存(オフライン作業も可)
- タッチショートカット(タッチ中は消ゴム機能とか、2つのアクションを切り替えることができる)。下の公式サイトから動画見たほうが早いかな。
- ジェスチャーやショットカットも下の公式サイト見たほうが早そうです。
これからの新機能と開発中の機能について
これからもiPad版Photoshopの機能が増えていくようです。
- トーンカーブ
- ブラシ感度の工場
- 境界線の調整
- Lightroomと連携
- カンバスの回転
Adobeの今後の開発予定はこちらで確認できます。
とりあえずこんなところでしょうか。また随時更新していきたいと思います!
コメント
[…] iPad版のPhotoshopで出来ること、クラウドドキュメントでMacとの連動。2019年11… […]